コーヒー、パンケーキ、甘くないシュガー、雨降りの窓、ヘッドホン、携帯電話。
深夜のレストランを舞台に、他人と他人が朝を待つ。でも、この夏一番のファンタジー。
ごまのはえインタビュー
「ノクターンだった猫」はどんな作品になるのか。
稽古が佳境を迎えた6月末に作・演出を務めるごまのはえに、作品の内容について、テーマについて、稽古場についてインタビューをしました!
(聞き手:高原綾子)
こちらのリンク先からご覧ください。 →ごまのはえインタビュー
作・演出より (チラシ掲載コメント)
忘れられない光景が二つある。
大学に入ってすぐの頃友達の車に乗って大阪市内を走っていると、中央分離帯の茂みで大きな犬が出産していた。
ほんの一瞬だったけどはっきり見た。
もう一つは劇団を始めた頃、
公園で稽古中ランニングをしていた役者がベンチでセックスしてるカップルがいるというので、皆で見に行った。
本当にしてた。
ベンチの前にはゲートボールをするお年寄りが沢山いたけどお構いなしだった。
そんな唐突な光景にどれほどのイキサツが埋まっているか?想像すると楽しい。いや、唐突でなくてもいい。
例えばそこらの石を手にとって、その石が僕に拾われるまでのイキサツを想像すれば頭がクラクラする。
そんなクラクラする感じを作品にしました。 ―― ごまのはえ ――
ニットキャップシアター 第28回公演 「ノクターンだった猫」 公式特設サイト