チェーホフも鳥の名前
ここは、サハリン。近くて遠い、街の、家族の物語――
第9回北海道戯曲賞 大賞受賞公演
2019年初演 / 第64回岸田國士戯曲賞 最終候補作品

ニュース


  • 2024.5.13公演特設サイトオープン

作品について


日本とロシアに挟まれた島、サハリン。
この島に「チェーホフ」と名付けられた街があるのをご存知でしょうか。
ロシア人、日本人、朝鮮人、ニヴフやアイヌなどの北方民族――
この街に暮らした様々な人々が、
ときに国家間の思惑によって翻弄されながらも生活する様子を、
アントン・チェーホフや宮沢賢治ら、
かつてこの島を訪れた作家達の眼差しとともに辿ります。

サハリンのある街と人々の暮らしを描いた、約100年のクロニクル。

絵:竹内まりの

第9回北海道戯曲賞 大賞受賞公演

本作『チェーホフも鳥の名前』は、京都を拠点に活動する劇団 ニットキャップシアターが、ごまのはえ の作・演出により2019年にアイホール(兵庫県伊丹市)で初演。好評を博し、2022年に再びアイホールと、東京の座・高円寺1で再演した作品です。

2023年2月に戯曲が、「令和4年度 希望の大地の戯曲賞『北海道戯曲賞』大賞」を受賞。今回その受賞公演として念願の北海道公演が実現することになりました。

北海道戯曲賞ウェブサイトの「アーカイブ【第9回 2022年度(令和4年度)】」にて、『チェーホフも鳥の名前』の戯曲と、受賞時の選評をお読みいただけます。ぜひご覧ください。

https://haf.jp/gikyoku.html

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サハリンとは?

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北海道の宗谷岬から約43km北にある島。
昔からたくさんの民族が、日本と大陸の双方と交流をもちながら暮らしていた。

近代以前はどこの国にも所属していなかったが、ロシアのシベリア開拓や日本の近代化以降は、両国の国境地帯として何度も戦火にみまわれた。

日本統治時代は「 樺太 ( からふと ) 」と呼ばれ多くの日本人や朝鮮人たちが暮らしていた。

終戦後は住民の多くが日本に引き揚げた一方で、国家間の様々な事情などによりサハリンに残留した人も多い。現在は「サハリン州」として事実上ロシア連邦に属しており、ロシア、朝鮮、日本、北方民族の人々が多文化的な生活を営んでいる。

人々

札幌公演


日時
2024年
8月24日[土] 13:00開演
8月25日[日] 13:00開演
※開場は開演の30分前
※上演時間:約3時間(途中休憩あり)
★8/24終演後にごまのはえと松井周さん(サンプル)によるアフタートークがあります。
会場
クリエイティブスタジオ(札幌市民交流プラザ3階)
札幌市中央区北1条西1丁目
※札幌市営地下鉄大通駅30番出口から西2丁目地下歩道より直結
Link: 会場ウェブサイト
チケット料金
(全席指定・税込)
[前売券]一般 3,500円/U-25 2,000円/高校生以下 1,000円
[当日券]一般 4,000円/U-25 2,500円/高校生以下 1,500円
※U-25=1999年以降にお生まれの方(未就学児除く)であれば学生に限らずご購入いただけます(オンラインでの購入可能)。
 ご来場時に生年を証明できるものをお持ちください。生年を証明できない場合は一般料金との差額をお支払いいただく場合がございます。
※車椅子席をご希望の方は北海道文化財団(TEL 011-272-0501)までご連絡ください。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※チケットの払い戻し、観劇日時の変更はできません。
チケット取扱
プラザメンバーズ先行発売
2024年6月1日[土]10:00~
DM会員限定 ※会員カードをご用意ください。
◯市民交流プラザチケットセンター窓口 (市民交流プラザ2階/10:00~19:00 休館日を除く)
道新プレイガイド (道新本社1階/ 10:00~17:00 日曜定休) TEL 0570-00-3871
一般発売
2024年6月8日[土]10:00~
◯市民交流プラザチケットセンター窓口 (市民交流プラザ2階/10:00~19:00 休館日を除く)
道新プレイガイド (道新本社1階/ 10:00~17:00 日曜定休) TEL 0570-00-3871
◯セイコーマート店内マルチコピー機 (セコマコード:D24082401) ※セコマ販売期間 6/8~8/17
チケットぴあ (Pコード:526-456)
ローソンチケット (Lコード:11973)
お問合せ
チケットに関するお問合せ
https://www.ws-nt.jp/info/
公演に関するお問い合わせ
公益財団法人北海道文化財団
TEL 011-272-0501(9:00~17:30 土日祝日除く)

主催:公益財団法人北海道文化財団 札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市芸術文化財団)
後援:北海道 制作協力:ダブルス 協力:札幌演劇シーズン実行委員会

大空公演


日時
2024年8月29日[木] 18:30開演
※開場は開演の30分前
※上演時間:約3時間(途中休憩あり)
会場
大空町教育文化会館
網走郡大空町女満別西3条4丁目1-11
TEL 0152-74-2367
チケット料金
(全席指定・税込)
[前売券]一般 2,000円/高校生以下 1,000円
[当日券]一般 2,500円/高校生以下 1,500円
※車椅子席をご希望の方はご購入の際にお申し出ください。
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
※前売券完売の場合、当日券は販売いたしません。
※ご購入・ご予約後のキャンセル、払い戻しはお受けできませんので予めご了承ください。
チケット購入方法
大空町教育文化会館にて販売
※月・祝休館(月曜が祝日の際は火曜振替)
◯窓口販売 北海道網走郡大空町女満別西3条4丁目1番11号
◯電話予約 0152-74-2367(9:00~17:30)
インターネット販売 ※インターネット購入の際はLINEの利用とクレジットカードが必要です。
お問合せ
一般財団法人大空町⻘少年育成協会
TEL 0152-74-2367
9:00~17:30(月・祝休館/月曜が祝日の際は火曜振替)

主催:⼀般財団法⼈⼤空町⻘少年育成協会 公益財団法人北海道文化財団
後援:大空町 大空町教育委員会

キャスト・スタッフ


作・演出
goma
photo: 脇田 友

ごまのはえ

大阪府枚方市出身。ニットキャップシアター代表。京都を創作の拠点に大阪、東京、福岡、名古屋などの各都市で公演を続けている。

『愛のテール』でOMS戯曲賞大賞、『ヒラカタ・ノート』でOMS戯曲賞特別賞及び新・KYOTO演劇大賞、『チェーホフも鳥の名前』で北海道戯曲賞大賞を受賞。

一般社団法人毛帽子事務所役員。一般財団法人地域創造派遣アーティスト。

出演
kadowaki
photo: 脇田 友

門脇 俊輔(かどわき しゅんすけ)

1981年、北海道生まれ。
2002年、京都大学在学時にニットキャップシアターに入団。2003年、ベビー・ピーの旗揚げに参加。以降両劇団に所属し、俳優、制作、公演プロデューサー等で作品に参加。舞台ではカホン等の打楽器を演奏することもしばしば。舞台外ではナレーションや声の出演も。

一般社団法人毛帽子事務所理事。2011年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭スタッフ。

sawamura
photo: 脇田 友

澤村 喜一郎(さわむら きいちろう)

1982年、高知県生まれ。
2006年、ニットキャップシアターに入団。以降、ほぼ全ての作品に出演する。

劇団外の主な出演に、9時間半にも及ぶアメリカ演劇屈指の大作 KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』(2011)や、ばぶれるりぐる『へちむくかぞく』(2019)、下鴨車窓「散乱マリン』などがある。映像作品への出演に、重江良樹監督作品『紡ぎ』などがある。

nakatani
photo: 脇田 友

仲谷 萌(なかたに もえ)

1989年大阪府交野市生まれ。
東住吉高等学校芸能文化科にて上方伝統芸能を学ぶ。京都造形芸術大学舞台芸術コースにて演技やダンスを学ぶ。卒業後フリーの役者を経て、現在ニットキャップシアターの一員。外部での出演や造形デザインなどの活動もしている。

「劇王2020」にて、優秀俳優賞「彦いち賞」受賞。

nishimura
photo: 脇田 友

西村 貴治(にしむら たかはる)

京都府出身。1997年、演劇企画集団「THE ガジラ」鐘下辰男主宰塵の徒党に参加し、舞台を中心に活動。30代に一時演劇活動から離れた後、40代になって京都を中心に再び芝居をはじめ、様々な作品に俳優として出演している。

2021年よりニットキャップシアターに入団。2022年より、劇団内で俳優の研鑽の場として設置した「俳優ラボ」で講師を担当する。2022年11月にラボ公演『さるものは日々にうとし』、2023年7月に『ニットキャップシアター短編集(長崎公演)』、同12月に第44回公演『よりそう人』 にて演出を務める。

nishimura
photo: 脇田 友

山谷 一也(やまたに かずや)

2003年ひらかたパーククラウンアカデミー入所。次年よりパフォーマンス活動開始。2007年より木原アルミとのマイムユニット「パーカーズ」を結成。商業イベントやお祭り、園や学校で活動をする。

個人では2007年『石膏くん』天保山大道芸フェス出演。2010年京都演劇フェスティバル『コカンセツ』で観客賞受賞。豆腐好き。

2021年4月よりニットキャップシアターに入団。

nishimura

石原 菜々子(いしはら ななこ)

東京都足立区出身。
2012年 劇団維新派『夕顔のはなしろきゆふぐれ』出演をきっかけに維新派に入団し、大阪に移住。解散までの全作品に出演する。
解散後、元維新派の金子仁司らとともにkondabaを立ち上げる。都市の中に上演場所を探し、その場所が持つ規則や制約、身体との関係性に着目し作品創作を行う。
Monochrome Circus、akakilike、極東退屈道場、したため、ニットキャップシアター、neji&co.などの作品に出演。
〈都市〉〈移動〉〈あそび〉をテーマにソロでの創作も行う。

nishimura

大路 絢か(おおじ あやか)

学生時代はガラス工芸を学ぶが、ガラスの中に現れる空間を見ていることに気づき、空間自体を作品とする芝居づくりへ転向。
小劇場で役者をする傍ら、演劇や表現のワークショップの方面でも活動している。
表現ユニット「原脈」では相方の毛利あかりとともに、絵やピアノ、身体や演劇表現で会話をしながら生まれるかたちを模索する。
趣味はパンづくり。猫派。

主な出演作品
三河映画『Ben-Joe』
ニットキャップシアター『カレーと村民』
突劇金魚『小さいエヨルフ』
アイホール「みんなの劇場」こどもプログラム『どくりつ こどもの国』
小骨座『甘くて、辛くて。』

senda

千田 訓子(せんだ としこ)

子役よりドラマ、ラジオCM、舞台等に出演。高校時代ピッコロ演劇学校に入学後17歳で小劇場デビュー。 幾つかの劇団に在籍後フリーを経て2023年 万博設計入所。

座右の銘【なるようになる】
50代に入りやっと自分に正直になれてきたかなと感じる今日この頃です。

yamaoka
photo: 脇田 友

山岡 美穂(やまおか みほ)

横浜生まれの大阪育ち。
現在は関西を中心にフリーで活動しており、舞台作品を中心にジャンルを問わず多岐にわたり出演。近年ではロームシアター京都劇場探検ツアーのアテンダントとして劇場と地域に密着した事業にも参加。
舞台と演劇をこよなく愛し、日々のエネルギー源はにんにくと猫。冬になると金沢を訪れ、お気に入りの喫茶店でココアを飲むのが1年のたのしみ。

パーカッション
tanabe

田辺 響(たなべ ひびき)

西アフリカの楽器 “アサラト” を手にした事でリズムの世界・世界のリズムへ。
アサラトのみで構成されたパフォーマンス集団 “鴨印” 、指揮型即興打楽器オーケストラ “La senas”、コミックHIPHOPバンド “ザ ストロングパンタロンX” にて活動中。
近年ではアジア、ヨーロッパなど海外でのパフォーマンスやワークショップも好評を得る。
またフリーのパーカッション二ストとして、これまで様々なプロジェクトやバンドに参加。

2017年より世界の楽器、民族楽器を取り扱う専門ショップ “RAGAM(ラーガム)” を開店。
世界各国の楽器や音楽文化を紹介する講演やワークショップも各地で行う。
http://ragam-store.com/

kuroki

黒木 夏海(くろき なつみ)

大阪府出身。同志社女子大学声楽コース卒業。いいむろなおき氏にマイムを師事。いいむろなおきマイムカンパニーやニットキャップシアター等に出演。DANCECOMPLEX2010優勝、審査員特別賞W受賞。関西で活動後、2021年より関東に移動。『プラネタリウムのふたご』『東京2020パラリンピック開会式』出演、ストリートシアター作品『χορός/コロス』共同振付・演出・出演、東宝ミュージカル『町田くんの世界』マイム振付・指導。SLOW LABELアカンパニスト。コーヒーが好き。

写真協力
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photo: Furuichi Junko

後藤 悠樹(ごとう はるき)

1985年大阪生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。
2006年にサハリン(樺太)を訪れて以来、定期的に長期滞在を繰り返す。被写体に寄り添うようなスタイルで写真と原稿にて作品を発表。著書に「サハリンを忘れない(DU BOOKS)」、「サハリン残留 (高文研)」(写真を担当)がある。

近年の写真展には「Всматриваясь в Сахалин(邦題 サハリンを見つめて)」(サハリン州立美術館 )、「サハリンを忘れない」(神楽坂セッションハウス)などがある。広告写真家のアシスタント、アパレルカメラマンを経て、現在写真館勤務。
https://www.goto-haruki2.com/

スタッフ
舞台監督=河村都(花裏)
舞台美術=狸川忽忽庵
舞台美術助手=竹腰かなこ
照明=葛西健一
音響=三橋琢
映像=堀川高志(kutowans studio)、飯阪宗麻(NOLCA SOLCA Film)
写真協力=後藤悠樹
衣装=清川敦子(atm)
小道具=仲谷萌
演出助手=小山裕暉(テノヒラサイズ)
韓国語監修=徐義才
ニヴフ語指導=白石英才(札幌学院大学)
岩手弁指導=劇団らあす(花巻市)
絵=竹内まりの
宣伝美術=山口良太(slowcamp)
制作=門脇俊輔、澤村喜一郎、高田晴菜
制作助手=越賀はなこ
協力=kondaba、原脈、万博設計
資料協力=一般社団法人全国樺太連盟、NPO法人日本サハリン協会
製作=一般社団法人毛帽子事務所、ニットキャップシアター

京都芸術センター制作支援事業

アーカイブ


これまでの公演時の関連読み物などをご紹介します。
ニットキャップシアター × 後藤悠樹 (2019年初演時、特設サイト内の読み物)
special1
ニットキャップシアター × 田辺響 (2019年初演時、特設サイト内の読み物)
special2
アイホール・アーカイブス ごまのはえインタビュー (2022年再演時、劇場によるインタビュー記事)
special1

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