作・演出:ごまのはえ
出演:門脇俊輔 高原綾子 澤村喜一郎 市川愛里 織田圭祐 藤田かもめ ごまのはえ
ニットキャップシアターが2011年に上演した渾身作
この夏、3つの街で再演します。
story
病弱な青年が昏睡状態の中で死んだ母を訪ねる夢の話。シャガール好きの少年が、団地の子供たちとなじめずに孤独を深める話。団地のある夫婦と水槽の魚たちの話。いくつもの物語が1995年1月17日に団地で起きたある交通事故の話へと向かい……。
第12回OMS戯曲賞特別賞を受賞した『ヒラカタ・ノート』(2004年)に続く、ヒラカタシリーズの傑作舞台。高度成長のころ生まれた架空の街「ピラカタ」の歴史と今。ごまのはえの出身地、大阪府枚方(ひらかた)市の団地が並ぶ街並みをモチーフに、日本のクニツクリの物語「古事記」を援用して、語り・音・芝居で「ニュータウンの神話」を綴ります。
◆公演情報
福岡公演6月23日(土) | 14:00/ | 19:00☆ |
6月24日(日) | 14:00/ | 19:00 |
6月25日(月) | 19:30★ (計5ステージ) |
*開場は開演の20分前、当日券販売・受付開始は開演の40分前。
*未就学児童の入場はご遠慮ください。
7月6日(金) | 19:30 | ||
7月7日(土) | 14:00/ | 19:00☆ | |
7月8日(日) | 14:00/ | 19:00 | |
7月9日(月) | 19:30 | ||
7月10日(火) | 14:00 | (計7ステージ) |
*開場は開演の20分前、当日券販売・受付開始は開演の40分前。
*未就学児童の入場はご遠慮ください。
7月19日(木) | 19:00 | ||
7月20日(金) | 19:00 | ||
7月21日(土) | 14:00/ | 19:00 | |
7月22日(日) | 14:00 | (計5ステージ) |
*開場は開演の20分前、当日券販売・受付開始は開演の40分前。
*未就学児童の入場はご遠慮ください。
◆チケット(全席自由・入場整理番号付き)
◆作・演出より
「古事記」が好きです。
命や性に関して残酷な描写、
現在では許されないような表現が多々あって
最初は過激に思えたのですが、
今ではその過激さも稚拙で大らかなものに思えてきました。
そしてその大らかさのなかにあたたかさすら感じてしまい、
暇があれば読むようになりました。
「古事記」によると人間は草だそうです。
どんなに愛そうと苦しもうと草である。
この情感に深く共感して
「ピラカタ・ノート」をつくりました。
残酷さだけで終らない、
美しさと強さを感じていただければ幸いです。
――――ごまのはえ
◆PV
◆公演関連企画「街の記憶」
『ピラカタ・ノート』の大切な作品要素でもある「街の記憶」をテーマに、イベントなどを企画しています。
詳しくはコチラ!
◆スタッフ
舞台美術=西田聖 照明=葛西健一(GEKKEN staffroom) 音響=三橋琢
衣裳=市川愛里 小道具=織田圭祐
絵=竹内まりの 宣伝美術=大庭佑子 宣伝映像=本郷崇士
制作=高原綾子、澤村喜一郎、藤田かもめ、鉾木章浩[京都公演]、吉田千尋[東京公演]
プロデューサー=門脇俊輔
企画・製作・主催=ニットキャップシアター
共催=京都芸術センター(京都公演)
京都市東山青少年活動センター ステージサポートプランYU’Z
協力=高橋知美、三坂恵美、のこされ劇場≡、アンミックスエンタテインメント株式会社
スペシャルサンクス=木村真桜、片岡萌、高橋良明、水野友紀子、新野美奈子