ニットキャップシアター
第40回公演

カレーと村民

戦争が終わり、戦争がはじまる。


作・演出 ごまのはえ

ニュース


  • 2020.5.5公演特設サイトリニューアル。
  • 2020.4.27「京都公演【延期】のお知らせ」を更新。
  • 2020.2.1特設サイトオープン。出演者、会場、日程を更新。
『カレーと村民』京都公演【延期】のお知らせ

2020年6月18日(木)~23日(火)に開催を予定しておりました『カレーと村民』京都公演は、
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症を巡る状況を鑑み、
お客様および公演関係者の安全と健康を第一に考え、開催を延期することといたしました。

延期後の日程は、現在のところ、同じTHEATRE E9 KYOTOを会場として、
2021年3月9日(火)~11日(木)の開催を目指しております。

皆様のご理解をいただけますと幸いです。

2020年4月27日
ニットキャップシアター / 一般社団法人毛帽子事務所

作・演出より

『カレーと村民』京都公演 延期にあたって

これを書いているのは4月26日。世界での死者は20万人を越え、日本に限れば300人を越えました。GWあけに緊急事態宣言が解除されるのかどうかを、皆半分諦めつつも見守っているような状態です。思い返せば『カレーと村民』の稽古がはじまる前の2月頃は、3月や4月に公演の本番じゃなくて良かった、6月ならまだ公演はできるかもね、という雰囲気だったのを憶えています。しかし3月にはいり直面したのは稽古に集まることさえ困難という現実でした。それと同じように、いま4月26日に感じていることや、決断したことを、例えば今年の秋や冬頃にどう思い出すのでしょうか。3月に延期したとはいえ稽古は秋には開始されます。ここで稽古ができる状態にないと、今度は「中止」というお知らせをしなくてはいけません。こんなことを書かなくてはいけないウィルスが憎いです。けれど人間は素敵です。これほど苦しめられているウィルスからも何かを学ぼうとしています。私も私の家族もありがたいことに健康です。まったく仕事がなくなって家にこもる毎日ですが、そんななかでも以前の生活では気づかなかったメッセージを受け取れるようになりました。もしかしたら今の生活を経て「ニューごまのはえ」に変態できるかもしれないと、ワクワクしています。『カレーと村民』は前作『チェーホフも鳥の名前』と同じく歴史を題材にした作品です。当たり前ですが過去を振り返るのはいつも現在です。歴史を物語る視座は、冷静な客観の他に、逃げも隠れもしない主観が必要だと思っています。静かな生活を送りつつも様々なメッセージにふれ、喜怒哀楽をフル稼働して主観を鍛えてゆくつもりです。

ただの頑固者になって戻ってきたらごめんなさい。

6月の公演を楽しみにしてくださっていた皆様には、本当に申し訳なく、お詫び申し上げます。その上でコロナ禍の日々から学んだことを創作の糧にして、稽古に励む所存です。楽しみにしていてください。また会いましょう!

ごまのはえ

作品概要


太郎「ピリッとしたもんが食べたいな」
次郎「カレーなんてどうでしょう」
太郎「なんやそれ」
時代は1905年夏。
場所は大阪近郊、吹田村にある庄屋屋敷「浜家」の玄関。
浜家の家族や奉公人を中心に、
屋敷に出入りする村人や、
各地を回る薬屋などの姿を活写する。
その背景には日露戦争を機に
国民国家へ変貌する日本の姿があった――
about_yashiki
絵:竹内まりの
フライヤー
宣伝美術:山口良太(slowcamp)
これまでの『カレーと村民』

メイシアターと大阪大学による共同事業として、2012年にごまのはえが大阪府吹田市を巡り、地元の高齢者や郷土史の専門家に取材して執筆した作品。

2013年に、蓮行氏の演出によりメイシアターにて初演。
2018年には、小原延之氏の演出によるリーディング劇として上演。

今回は、初めてごまのはえ自身が演出する劇団作品として創作します!

公演情報


東京公演

日時
2021年 1月14日(木)~17日(日)
会場
こまばアゴラ劇場
〒153-0041 東京都目黒区駒場1丁目11-13
TEL: 03-3467-2743 (10:00-18:00)
Link: 劇場ウェブサイト
・渋谷から京王井の頭線各駅停車で2駅目、「駒場東大前駅」から徒歩3分
※急行は止まりませんのでご注意下さい。

京都公演

日時
2021年 3月9日(火)~11日(木)
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症を巡る状況を鑑み、2020年6月から上記日程に延期しての開催を予定しております。 (2020.4.27)
会場
THEATRE E9 KYOTO
〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1
TEL: 075-661-2515 (10:00-18:00)
Link: 劇場ウェブサイト
・JR「京都駅」八条口から徒歩約14分
・JR/京阪「東福寺駅」から徒歩7分
・京都市営地下鉄「九条駅」から徒歩約11分
・京都市バス 16、84系統「河原町東寺道」より徒歩3分
・京都市バス 16、202、207、208、84、88系統「九条河原町」より徒歩6分
※東京公演・京都公演とも、公演日時、チケット情報は準備中です

登場人物


『カレーと村民』に登場する、浜家の人々、浜家の奉公人、村の人々をご紹介します。

※イラストをクリックで拡大します。
浜 太郎

浜 太郎

cast 福山俊朗

浜 次郎

浜 次郎

cast 門脇俊輔

まん

まん

cast 日詰千栄

お茂

お茂

cast 仲谷萌

オマサ

オマサ

cast 越賀はなこ

ネ

cast 高原綾子

大助

大助

cast 西村貴治

おはな

おはな

cast 亀井妙子

お留

お留

cast 山下多恵子

潮

cast 澤村喜一郎

おつな

おつな

cast 益田萠

アキ

アキ

cast 山下あかり

薬屋

薬屋

cast 池川タカキヨ

キャスト・スタッフ


作・演出
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photo: 降矢菜採

ごまのはえ

大阪府枚方市出身。劇作家・演出家・俳優。ニットキャップシアター劇団代表。
京都を創作の中心に全国で活動を展開している。
2004年に『愛のテール』で第11回OMS戯曲賞大賞を、2005年に『ヒラカタ・ノート』で第12回OMS戯曲賞特別賞を連続受賞。2007年に京都府立文化芸術会館『競作・チェーホフ』で最優秀演出家賞を受賞。2020年に『チェーホフも鳥の名前』が第64回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。劇作家、演出家として注目を集めるほか、演劇ワークショップや演劇講座の講師としても活躍している。
2016年より財団法人地域創造派遣アーティスト、京都造形芸術大学舞台芸術学科の専任講師を務める。

出演
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photo: 降矢菜採

門脇 俊輔(かどわき しゅんすけ)

1981年、北海道生まれ。
2002年、京都大学在学時にニットキャップシアターに入団。2003年、ベビー・ピーの旗揚げに参加。以降両劇団に所属し、俳優、制作、公演プロデューサー等で作品に参加。舞台ではカホン等の打楽器を演奏することもしばしば。
2011年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭スタッフ。

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photo: 降矢菜採

高原 綾子(たかはら りょうこ)

京都伏見の生まれ。
2004年ニットキャップシアターに入団。以降、ほぼ全ての作品に出演。劇団では俳優と制作を兼任している。
劇団外の出演は稀。子ども向けの演劇ワークショップ、演出助手、市民参加型作品の演技指導など舞台創作のサポート役として奔走している。海より断然山派。だし巻きが好物。

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photo: 降矢菜採

澤村 喜一郎(さわむら きいちろう)

1982年、高知県生まれ。
2006年、ニットキャップシアターに入団。以降、ほぼ全ての作品に出演する。
劇団外の主な出演に、9時間半にも及ぶアメリカ演劇屈指の大作 KUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』(2011)や、ばぶれるりぐる『へちむくかぞく』(2019)、下鴨車窓「散乱マリン』などがある。映像作品への出演に、重江良樹監督作品『紡ぎ』などがある。

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photo: 降矢菜採

仲谷 萌(なかたに もえ)

1989年大阪府交野市生まれ。
東住吉高等学校芸能文化科にて上方伝統芸能を学ぶ。京都造形芸術大学舞台芸術コースにて演技やダンスを学ぶ。卒業後フリーの役者を経て、現在ニットキャップシアターの一員。外部での出演や造形デザインなどの活動もしている。
「劇王2020」にて、優秀俳優賞「彦いち賞」受賞。

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photo: 降矢菜採

池川 タカキヨ(いけがわ たかきよ)

1989年生まれ。奈良県出身。役者。2010年に演劇ビギナーズユニット#17に参加。以降、関西の小劇場を中心に活動を続ける。いくつかの過去作品への参加を経て、2018年にニットキャップシアターに入団。特技はギター弾き語り。

近年の出演作品
劇団とっても便利『美しい人』(2020)
ももちの世界『カンザキ』(2019)
石原正一ショー『西の遊のキッコ』(2018)

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日詰 千栄(ひづめ ちえ)

京都市在住。同志社大学入学と同時に劇団そとばこまちに入団。劇団に15年間在籍後、フリーを経て、2014年より、はひふのかメンバー。焼酎亭ワインとして落語をしたり、平成女鉾清音会の囃子方として祇園囃子を奏でる。

主な出演舞台
ニットキャップシアター『愛のテール』『こんなにもお茶が美味い』
石原正一ショー 由紀さおり役
スクエア『ワンサ』
ユニット美人『ゴドーを待ちたかった』
下鴨車窓『建築家M』
はひふのか『Moonlight Club』ほか

fukuyama

福山 俊朗(ふくやま しゅんろう)

神戸大学在学中に劇団そとばこまちに入団、15年間在籍後フリーに。170本以上の舞台に出演、テレビ・映画出演も多数。現在演劇ユニット「はひふのか」に所属し「Moonlight Club」という3人芝居をシリーズ化している。また演劇プロデュースユニット「syubiro theater」も主宰。その他、歌のお兄さんとしてのコンサート、焼酎亭バーボン名義での落語、オーケストラのMCなど様々に活動中。

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photo: 森口ミツル

亀井 妙子(かめい たえこ)

神奈川県茅ヶ崎市生まれ。
大阪芸術大学舞台芸術学科、ピッコロ演劇学校を経て兵庫県立ピッコロ劇団に入団。劇団の公演に加えて、劇団八時半、MONO、壁ノ花団などに出演。
ニットキャップシアターへの出演は今回がはじめてとなる。
第11回関西現代演劇俳優賞受賞。
好きなことは服をつくることとテニス観戦。

nishimura

西村 貴治(にしむら たかはる)

京都府出身。
1997年、演劇企画集団「THE ガジラ」鐘下辰男主宰塵の徒党に参加。以降舞台を中心に活動。
30代を家業に費やし気づけば40代。厄年をきっかけに役を獲りにと5年程前より京都を中心に芝居をはじめる。

主な出演作
演劇企画集団 The ガジラ『ベクター』
ニットキャップシアター『カムサリ』『ねむり姫』
烏丸ストロークロック『新・内山』『凪の砦、vol,1~6』
伊丹アイホール主催公演『イタミノート』
下鴨車窓『純粋パレス』『散乱マリン』
RoMT『十二夜』

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越賀 はなこ(こしが はなこ)

愛知県出身。1999~2011年、劇団うりんこ所属。
退団後はフリーの俳優として、ひと組、人形劇団むすび座、劇団コーロ、劇団そらのゆめ等の作品に出演。
おもに小中学校や幼稚園保育園での巡回公演を行う児童青少年演劇のせかいで活動中。出たい作品、じぶんが必要とされる作品を求めて全国を渡り歩く。
趣味はお遍路、鉄旅、餅つき。

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山下 多恵子(やました たえこ)

大学入学と同時に劇団とっても便利に入団。約10年在籍し、オリジナルミュージカルに多数出演。2010~12年、ニューヨークHB Studio で演技と歌を学び直す。また、2002年から断続的に京都演劇サロンに参加。創作活動の拠点としている。2018年には、一人芝居を執筆、上演。

主な出演作
京都芸術センター演劇計画Ⅱ『また愛か』
ニットキャップシアター『ねむり姫』
京都演劇サロン番外公演『大きなお世話』

yamashita_akari

山下 あかり(やました あかり)

大阪府寝屋川市出身。19歳でリリパットアーミーⅡのオーディションに合格し、演劇を始める。
劇団退団後は演劇から離れ、学生を経て社会人となる。26歳の時、再び舞台に立ったのを機にフリーの役者として活動を始める。

最近の出演作品
STAR☆JACKS
『Born To Shine -Reborn-』
維新派『トワイライト』
大阪大学文学科主催リーディング公演『外地の三人姉妹』

masuda
photo: 宮本晶

益田 萠(ますだ もえ)

兵庫県出身、150㎝、お酒が飲めるようになって4年目。
声優に憧れ、まずは演技だと思い高校では演劇部に入り演劇を始める。
その後京都精華大学へ。そこでも演劇部”劇的集団忘却曲線”にて役者・裏方共に経験。
卒業後は京都・大阪の小劇場へ出演していたり。また昨年度は声優プロダクションにて預かり所属し東京にて朗読劇などへも出演。
今回ニットキャップシアターには初めての出演。

スタッフ
舞台監督|河村都(CQ)
舞台美術|西田聖
照明|葛西健一
音響|三橋琢
衣裳|清川敦子(atm)
小道具|仲谷萌
宣伝美術|山口良太(slowcamp)
絵|竹内まりの
制作|門脇俊輔、高原綾子、澤村喜一郎、渡邊裕史(ソノノチ)
協力|吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」
   公益財団法人吹田市文化振興事業団
   寺井ゆうこ、はひふのか、syubiro theater
   兵庫県立ピッコロ劇団、京都演劇サロン
京都公演
提携|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

東京公演
提携|(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

助成|文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)/ 独立行政法人日本芸術文化振興会

企画・製作・主催|一般社団法人毛帽子事務所、ニットキャップシアター

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